ペットボトル入り飲料水・ミネラルウォーターが売り切れ続出。乳児飲用の基準値を上回る放射性ヨウ素が検出されていない地域でも

3月23日、東北地方太平洋沖地震による、東京電力福島第1原発の事故の影響で、乳児飲用の基準値を上回る放射性ヨウ素が東京、埼玉、千葉などの水道水から検出されたとの発表・報道を受けて、ペットボトル入りの飲料水やミネラルウォーターの買い占め騒動が起こり、街中のお店や自動販売機からあっという間に飲料水が姿を消しました。
さらに、乳児飲用の基準値を上回っていない地域にもこのような動きが波及しており、全国的にペットボトル入り飲料水やミネラルウォーターなどの購入・入手が困難な状態になっています。
一部の自治体では、乳児のいる家庭向けに備蓄していた飲料水を配給するなどの対応を取っているようですが、備蓄量にも限りがあり、十分に行き渡っていなかったり、市場の供給が安定するまでのあいだに備蓄分が無くなる事態も起こっているようです。

なお、東京都は24日6時に水を再調査したところ、値が規制値を下回ったと発表。それを受けて、1歳未満の乳児向けの水道水摂取制限を解除しています。