3月20日～21日、福島県内5箇所の水道水中について放射性物質に関する調査が実施されました。その結果、：川俣町水道事業、南相馬市水道事業、いわき市水道事業にて乳児用の指標値を超える放射性ヨウ素が検出されました。
川俣町水道事業では174Bq/キログラム、南相馬市水道事業では137Bq/キログラム、いわき市水道事業では103Bq/キログラムでした。飲食物摂取制限に関する指標値は超過していませんでした。そのため、一時的に飲用しても健康影響は生じる可能性は極めて低いとされています。手洗い、入浴など生活用水としての利用にも問題はないとされています。
また、飯舘簡易水道（飯舘市）の水道水の飲用については、なお控えるよう要請されています。伊達市月舘簡易水道事業（伊達市）、郡山市上水道事業（郡山市）、田村市水道
事業（田村市）の水道水については、乳児による水道水の摂取を控えるようしています。