東京都下水道局が公表した下水処理における放射能測定結果（2011年5月12日付）が、注目されています。
下水を処理する際に発生する汚泥等を焼却した焼却灰を測定した結果が高い数値を示しています。大気中の放射性物質が雨で流され、その雨水が下水道に流れ込み、下水処理場の焼却灰に堆積したのではないかと想定されているようです。
下水処理における放射能測定結果：
http://www.gesui.metro.tokyo.jp/oshi/infn0511.htm
当局で測定した直近の全β（ベータ）放射能の値 単位：Bq/kg
焼却灰
南部スラッジプラント 4月25日 15,000
東部スラッジプラント 4月25日 16,000
新河岸水再生センター 4月25日 24,000
※「全β（ベータ）放射能」とは、放射性物質による汚染のレベルを捉えるために測定する総量としての放射能です。
（東京都下水道局のリリースより）