今、いろいろな業者がウォーターサーバー商品を大提供していますが、これらの業者にはある程度、共通の特徴が見られます。
それは、ウォーターサーバーのレンタル費用や宅配水費用、そしてメンテナンス費用が非常に低く抑えられているか、もしくは無料であるといったところが多いという点です。
つまりウォーターサーバーを販売する宅配水業者はサーバーのレンタル料などによって利益を得るのではなく、あくまでそのサーバーに設置される、飲用水の販売価格によって利益を得ているというわけです。
この引用水の価格と言うのは非常に微妙なところをついており、スーパーなどで販売されている市販のミネラルウォーターを500 mlあたり数十円下回る価格となっています。
そしてこの価格の中に宅配料やサーバーのレンタル料が含まれている、と言うカタチになっています。
そしてこの飲用水というのは、富士箱根伊豆国立公園の採水地などの著名な採水場からどの業者も採水を行っています。
言ってしまえば「原材料は同じ」とも言えます。
あるいは、RO水と言って、ナチュラルウォーターではないけれども、逆浸透膜をもちいた濾過技術によって、高純度に保たれた水が用いられています。
つまりいずれにせよ、その水としての希少価値はそこまで高くはない、というわけです。
実際は、市販のミネラルウォーターも状況はそこまで変わらないのでしょうが、それらを生産ラインにのせて個別パッケージングするコストは必要ありませんから、それらよりも低価格で販売を行うことが出来るというわけです。