ウォーターサーバー 水の基礎知識

ウォーターサーバーのRO水って何?

ウォーターサーバーの広告には必ずと言っていいほど、天然水を源泉とするといった表記などとともに、RO水と呼ばれる水についての言及があります。
聞き慣れない名前ですよね。
このRO水とは一体何のことなのでしょうか。
この点について解説を行いましょう。

この、RO水というのは、逆浸透膜(RO=Reverse Osmosis Membrane)を用いて、不純物が除去され、限りなく純粋に近い水のことを指しています。
ROとは逆浸透膜のことなのですね。
RO水は、化学物質を気にする方にとっては非常に重宝するものです。
逆浸透膜というのは水分子を通す一方で、ナトリウムやイオンなど、水にとっての不純物を透過させない「逆浸透」現象を引き起こす、特殊な性質を持つ膜のことです。
その膜はナノスケールの孔によって満たされており、現在確認されている最小のウイルスよりもさらに小さいスケールであるため、他のウィルスはもとより細菌も塵も通さないことから、この逆浸透膜を用いて生成された水の安全性はこれ以上ないほどに高いと考えられています。

濾過された水には、にごり等もちろんありませんし、塩素も通しませんから、水道水に見られるようなカルキ臭もなくなってしまいます。
ですからRO膜でろ過された水で料理を作ると、その味が一気に変わるという評判もあります。
ただ、このRO膜は天然水などに含まれているミネラル成分をも取り除いてしまいますから、ウォーターサーバー業者はこのRO膜によって濾過された水に対して、改めてミネラル成分を変化するというような工程を取り入れていることが多いです。

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