一口に水と言っても、その種類はさまざまです。
ウォーターサーバーの広告を見ていても、このウォーターサーバーにはこのような水が使われています、という文言が見られます。
ウォーターサーバー選びを上手に行うためにも、水についての知識を簡単に身に付けておく必要があります。
まず、水には硬水と軟水の2つがあります。
この、硬水か軟水かの違いは水に含まれているカルシウムとマグネシウムの量によって左右されます。
ただ、これはあくまで相対的な指標に過ぎません。
一般的にヨーロッパから輸入される水は硬水であり、一方、普段、私達が飲み慣れている水は軟水です。
また、市販されている水にはその処理の形式や産地によってもさらに種類が変わります。
まず、水源地が特定されておらず、地下水であることも明示されていない、水道法の基準において「引水」が認められている水のことをボトルドウォーターと呼びます。
一方、そうでは無い非ボトルドウォーター。
そして、特定水源の地下水から採られたことが明示されている水のうち、濾過、加熱、沈殿のこの３つの方法のいずれかによって処理されたもの（つまり、もっとも処理手順が少ないもの）のことを”ナチュラルウォーター”と呼びます。
また、これと同じ処理手順でありながら、ミネラルが溶解しているものを”ナチュラルミネラル”ウォーターと呼びます。
そして、ミネラルの有無にかかわらず、処理手順として複数原水のミックスや、ミネラル調整をおこなったものを“ミネラルウォーター”と呼びます。