ミネラルウォーター 水の基礎知識

富士山の天然が人気のワケ

ウォーターサーバーに利用される水の中には、富士山の地下水を再水源とするものが多く用いられています。
なぜ富士山の地下水がウォーターサーバーの水として粉にも多く利用されるのでしょうか。
それは富士山の地下水が、不純物を持たず、また高いミネラル成分を含んでいるからです。

富士山は活火山として活動を繰り返しています。
活火山であることによる幾度もの噴火によって、富士山麓には、幾重にも折り重なった天然の濾過層が形成されています。
この濾過層というのは、高温の噴火物か、地表面に出ることで瞬間的に冷却され、不安定な結晶面を形成しています(これをアモルファスと言います)。
このアモルファスの物質が幾重にも折り重なると、非常に繊細な濾過孔を形成することになるのです。
この天然の濾過層を、雨水が浸透していく中で、そのなかに含まれる不純物が濾過されていくと同時に、岩石に含まれるミネラル成分が水分中に融解していくことになります。
特に多く含まれるのが、インスリンのごとく血糖値やコレステロール値を下げる役割が期待されるバナジウムです。
このようなミネラル豊富で衛生面に優れる富士山の天然水を、富士山麓内の国立公園などの採水場から、採水してくるわけですね。
ただ、ミネラルが豊富であるとは言っても、欧州から輸入されるような硬水(高いカルシウムとマグネシウムの含有)であるというわけでもありません。

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